今日もポーズランニングのビーフォーアフター動画の解説をしていきたいと思います!どのような点に注目して話していくかというと以下の通りです。
- ビフォーではどのような問題点が発生しているのか?
- アフターではどのような改善がなされたのか?
- どのようなエクササイズがその修正に有効だったのか?
ランニングを趣味でなさる方、競技としてなさっている方、またはこれから始めてみようという方は是非とも参考にしてみてください。
まずはこちらの動画を何度か良くみてください。そして、どのような違いがあるのか見つけてみてください。⬇︎⬇︎⬇︎
私の見解は以下の通りです。
ビフォー :
- 着地時の重心位置が身体の後方にある。
- ヒールストライクと呼ばれるカカトからの着地になっている。
- 足が大きく円を描いている。(足の軌道が長い)
- 足がお尻に付くほどの無理な蹴り上げ動作がある。
- 身体の重心位置が大きく上下運動している。
アフター :
- 着地時の重心位置が身体の真下に近づいている。
- ヒールストライクが消え、足の前の部分で着地をしている。
- 足の起動が小さい楕円を描いている。(足の軌道が短くなった)
- 無理な蹴り上げ動作が、速度にあった自然な動作になっている。
- 重心位置の上下が減少し、より直線的になっている。
全体的な評価:
大きな改善が見られるが、まだ多少『後ろ足で蹴る』という動作が認めらるため、素早くポーズの基本姿勢である『数字の4』に入るのが遅れている。そのために身体の前方での着地になっている。
改善動作:
背中を壁に向けてのウォールプルドリル⬇︎⬇︎⬇︎
まずはこのウォールプルというドリルで足を太腿後方の筋肉を意識して垂直に引き上げる練習をして、感覚を覚えていきましょう。
壁に手を付いてのウォールプルドリル⬇︎⬇︎⬇︎
その後、この壁に手を付いて行うウォールプルドリルで、身体が傾いた状態でも身体の軸足に沿って足を上げる練習をしていきます。(2:25のところから)
チャーリーズエンジェルドリル⬇︎⬇︎⬇︎
最後にこのチャーリーズエンジェルというドリルをして、重心位置を上下することなく(とび跳ねることなく)走る練習をしていきます。拳銃を構えて的を狙い、そこから狙いを外すことなく走ります。(0:25のところから)
これらのエクササイズを順に行ってから、少し走ってみて感覚を磨いていきます。最初はこの程度、最小限のエクササイズで成果を確かめ、それに応じて違うエクササイズを取り入れていくのがよう方法だと思います。まずは最小限です。
ご質問やご相談、または実際に『自分のランニングをみてもらいたい!』という方はお気軽にコメント、またはお問い合わせください。コーヒーでも飲みながら公園で実際に見させて頂きます。