今日からできる限り定期的に、ポーズランニングのビーフォーアフター動画の解説をしていきたいと思います!
- ビフォーではどのような問題点が発生しているのか?
- アフターではどのような改善がなされたのか?
- どのようなエクササイズがその修正に有効だったのか?
などについて話していきます。ランニングを趣味でなさる方、競技としてなさっている方、またはこれから始めてみようという方は是非とも参考にしてみてください。
まずはこちらの動画を何度か良くみてください。そして、どのような違いがあるのか見つけてみてください。⬇︎⬇︎⬇︎
私の見解は以下の通りです。
ビフォー :
- 着地時の重心位置が身体の後方にある。
- カカトで着地している。
- 後ろ足で蹴ることで前へ進んでいる。
- 体幹部の中立が保たれていない。(反り腰)
アフター :
- 着地時の重心位置が身体の真下にある。
- 足の前の部分で着地をしている。
- 後ろ足での蹴りが減少している。
- 体幹部の中立は以前改善が見込まれる。
全体的な評価:
大きな改善が見られるが、まだ『後ろ足で蹴る』という動作が多少認めらるため、素早くポーズの基本姿勢である『数字の4』に入るのが遅れている。体幹部の反り腰は『前に倒れる』ことへの無意識の怖さから胸を過剰に張り、肩を後方へ引くことでバランスを取ろうとしていると考えられる。
改善動作:
デッドバグ⬇︎⬇︎⬇︎
まずはこのデッドバグというエクササイズで体幹部を中立に維持するということがどのような感覚か身体に覚え込ませていきましょう。
ボディウエイトアウェアネス⬇︎⬇︎⬇︎
その後、このエクササイズで身体の重心位置を前後に移動させ、『倒れる感覚』を覚えていき、恐怖心をなくしていきます。
フットタッピング⬇︎⬇︎⬇︎
最後にこのフットタッピングというエクササイズで、後ろ足で地面を蹴ることなく足を引き上げるために必要な筋肉とその感覚を身に付けていきます。
これらのエクササイズを順に行ってから、少し走ってみて感覚を磨いていきます。最初はこの程度、最小限のエクササイズで成果を確かめ、それに応じて違うエクササイズを取り入れていくのがよう方法だと思います。まずは最小限です。
ご質問やご相談、または実際に『自分のランニングをみてもらいたい!』という方はお気軽にコメント、またはお問い合わせください。コーヒーでも飲みながら公園で実際に見させて頂きます。