コーチOTOYAのブログ

私は食事法と運動を通じて皆さまにマインドフルネスを教えています。あなたが運動をする目的が「体重の減らすこと」「健康になること」「アスリートとして強くなること」または単に「より良い人間」になること...それが何であろうが、永続的な変化をもたらすには、あなたのマインドセットがまず変わらなくてならないのです。それを伝える手段が私にとっては運動であり、食事法なのです。

ボクシングのための俊敏性の鍛え方!

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ボクシングのための俊敏性トレーニン

ボクシングで必要となる俊敏性を鍛えるためにも、はじめの記事で書いたホメオスタシスの概念が大切になります。簡単に言ったら、あなたが現在持っている筋肉の能力の少し上の刺激を、定期的に向上を目的とする能力を鍛えるのです。

 

私がボクシングに『俊敏性のトレーニング』が必要であると考える主な理由は2つあります。先ずは相手との正確な距離を常に維持するため、次の理由はパンチを正確に感知して避ける、ガードする、さらに正確にパンチを繰り出すためです。

  

このような俊敏性を鍛えるには、『筋肉などの物理的要素を適応させる運動』と『動体視力や反射スピード、バランス感覚などの神経的要素を適応させる運動』の2種類が必要となります。

 

物理的要素を適応させる運動:


神経的要素を適応させるための運動:

これらの運動をする上で大切な点は、その目的が『俊敏性を鍛える』ことであるため、疲労で動作が鈍くなるまでやらないことです。すなわち、毎セットごとに同等の努力度とスピードが保てるように必要に応じて休憩を入れることが成果を最大限に得るために重要なのです。

 

以上のことを踏まえた上で、私がどのようなプログラムを作るかというと以下の通りです。(私は長時間運動することが良いとは考えていないので、各プログラムは15〜20分程度で終わるように組まれています。)

 

例1:

A. Zumba(ズンバ)の練習, 5分間

B1. トウウォーク, 20m (10m前向き/10m後ろ向き);休憩なし
B2. ジャグリング, 2分間練習;休憩なし
B3. メディスンボールサイドスロウ, 12〜16回(左右交互);休憩60秒間
X 3セット

 

解説:

Zumbaは身体各部の連動性の改善と、身体の重心位置と地球の中心を合わせるトレーニングにはもってこいです。これが下手で嫌な人ほど必要です。5分間楽しみましょう。
トウウォークでは戻って来る時に多少キツくなる程度の負荷を持って行います。
ジャグリングは練習すると徐々にできるようになるのでイライラせずに楽しみます。
メディスンボールスロウは毎回全力で投げ、スピードと強度が落ちる前で休憩へと移行します。

 


例2:

A. ラダードリル, 5分間, 必要に応じて短い休憩を取る

B1. バウンディングボックスジャンプ, 10〜15回;休憩なし
B2. テニスボールパンチドリル, 2分間;休憩なし
B3. スラムボール, 10〜15回;休憩30秒間
X 3セット

 

解説:

ラダードリルには、数多くのバリエーションがありますが、まずは簡単なのを2〜3種類選び、それらが上手くなってから次へと進みましょう。動作が『だるだる』になる前に短い休憩を入れて5分間行いましょう。バウンディングボックスジャンプは、アキレス腱に大きな負担を掛けるため、最初のうちは注意が必要です。やり足りない程度の回数からスタートし、4週間程度かけて徐々に回数を徐々に増やしていきます。テニスボールパンチドリルは、最初はボール拾いが多いですが、続けていくとある時突然それはやってきます。いちいち考えずに続けてください。スラムボールは毎回全力で行います。スピードと強度が前で休憩へと移行します。

 


例3:

A. 縄跳び二重跳び, 20〜30回;30秒間休憩 x 4〜5セット

B1. クラッピングプッシュアップ, 6〜12回 ;休憩なし
B2. スティックドリル, 2分間練習;休憩なし
B3. ラテラルホップ, 10〜20回;休憩30秒間
X 3セット

 

解説:

二重跳びができない場合は練習を5分間程度行ってください。普通の二重跳びに慣れてきたらあや跳びなどのバリエーションも加えていきましょう。クラッピングプッシュアップはスピードと強度が落ちる前に止めます。すティップドリルもその時は突然やってきます。いちいち考えずにひたすらします。ラテラルホップはスピードと強度が落ちる前に止め、休憩へと移行します。

 

これら以外にも、俊敏性を向上させることのできる運動は数多く存在します。ですが私はむやみやたらに運動を複雑にすることが好きではありません。逆に単純な運動の完成度が大切だと考えています。

 

ボクシングを毎日している人は、ボクシングの練習との時間を十分にあけて週2〜3回程度、ボクシングを週2〜3回している人は、練習のない日に時間を作って3〜4ヶ月やってみてください。成果を感じられると思います。

 

ボクシングジムを経営している方は、ボクシングの練習以外の『ボクシングに役立ち、怪我の予防ともなる』このようなエクササイズクラスを週末などにメンバーの方達に提供するのも良いと思います。

 

もっと詳しく動作やプログラムの作り方を知りたい方はお気軽にご連絡ください。

では!

 

 

ボクシングのための筋力の鍛え方!

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ボクシングのための筋力トレーニン

ボクシングで必要となる筋力を鍛えるためにも、前回の記事で書いたホメオスタシスの概念が大切になります。簡単に言ったら、あなたが現在持っている筋肉の能力の少し上の刺激を、定期的に向上を目的とする筋肉、または筋肉群、時としては全身に与えるのです。

 

私がボクシングに筋力トレーニングが必要であると考える主な理由は怪我の予防です。特にパンチの衝撃を受ける肩関節、肘関節、そして手首関節を怪我することが私自身多かったので、これらを中心に鍛えることが望ましいと言えます。

 

そして、もう一つ私がボクシングに筋力トレーニングが必要であると考える理由は、筋力と関節の安定性を筋力トレーニングにより高めることで、パンチを重くすることができると考えるからです。

 

私は若い頃、よくボクシング漫画やテレビ中継で「このボクサーはパンチが重い!」とか「俺はパンチが軽いから...」などとあたかもそれが生まれ持った才能のように書かれていたり、言われているのを聞いたことがあります。

 

しかし、私は同じ体重のボクサーのパンチの重さや軽さの違いの多くは、関節の安定性に関係していると考えます。パンチが当たった瞬間の衝撃でも関節をしっかりと固めることができ、その衝撃を100%伝えることのできるボクサーは重いパンチを打つことができ、逆に関節が衝撃の瞬間に動いてしまい、力を完全に伝えることのできないボクサーはパンチの質が軽くなるのだと考えています。

 

もちろん、そのボクサーの上半身の動作と下半身の動作の連動性などもパンチの質の大きな要因ですが、全てを考慮した上でも決して改善できない生まれ持ったものではないと私は考えます。

 

筋力トレーニングを必要とする理由

  • 怪我の予防
  • パンチの質の改善


では、上の目的を達するためにできる動作をここで紹介していきます。

 

まずは肩関節を主とする動作:
プルアップ
リングロウ
リングプッシュアップ
リングディップ
サイドプランクパウエルレイズ
リングプランクホールド
テーブルトップホールド
ターキッシュゲットアップ
ウィンドミル
レネゲードロウトーソローテーション
ダンベルエクスターナルローテーション
など...

 

次に肘関節を主とする動作:
バイセップカールプレス
リバースカール
トライセップエクステンション
チンアップ
ダイアモンドプッシュアップ
など...

 

最後に手首を主とする動作:
リストカール
リストプッシュアップ
フィストプランクホールド
フロッグスタンドホールド
など...

 

これらをどのようにプログラムにするかというと、多様なやり方があるのですが、私はそれぞれの動作群の中から使う主な筋肉群がダブらない動作をそれぞれ選び、動作間に短い休憩を入れてローテーションするのが好きです。

 

ですから...

 

A1. プルアップ、限界回数; 休憩20〜30秒
A2. ダイアモンドプッシュアップ, 限界回数; 休憩20〜30秒
A3. リストカール, 限界回数; 休憩20〜30秒
X 3 - 4セット

 

A1. リストプッシュアップ、10〜15回; 休憩20〜30秒
A2. バイセップカール, 10〜15回; 休憩20〜30秒
A3. ターキッシュゲットアップ, 10回/片側; 休憩20〜30秒
X 3 - 4セット

 

または休憩を取っ払って運動強度を高め、さらにインターバル的に...

 

5 ラウンド:
16回 レネゲードロウトーソローテーション(交互に行う)
12回 リバースカール
30秒間 フロッグスタンドホールド
休憩2分間


こんな感じですかね...

 

他にも様々なやり方は存在しますが、あまり複雑する必要は特にありません。筋肉肥大のためにしているのではないので、関節を伸ばし切らずに筋肉に負荷を常に与えておく...などということはぜずに、毎回毎回しっかりと関節の可動域を最大限まで用いた動作で行いましょう。特にホールドをする時は最大限の努力で全身の筋肉を硬直させ、その姿勢を維持するようにすることが大切です。

 

ご質問がある方はお気軽にご連絡ください。プログラミングを学びたい方も募集中です。

 

では!

 

 

 

 

ボクシングのための心肺持久力の鍛え方!

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ボクシングのためのインターバルトレーニング


身体能力を鍛える上で、まず大切となるのは「ホメオスタシス(恒常性)」の概念です。これは、身体の中の細胞たちがある一定の状況を維持しようとする活動のことを言います。

 

具体的に言うとある刺激が身体に加えられた時に、身体の中の一定の状態、すなわちバランスが細胞レベルで崩されます。身体はこれを再度、一定のバランスを維持しようと修正活動に入ります。すなわち、これが一般的に言われる回復です。

 

そして、定期的にこのような刺激が加えられると、身体はその刺激より損なわれるバランスも含めた状態を一定のバランスとして維持しようと、細胞自体の能力を引き上げます。これが、繰り返されることで身体能力とは向上します。

 

心肺機能についても同じことが言えます。あなたの心肺機能のホメオスタシスを定期的に崩してあげれば良いのです。簡単に言ったら「ハァ、ハァ、ハァ・・・」と呼吸が早くなる運動を現在自分が持つ能力より少し上で行えば良いのです。

 

そして、この機能を最適に向上することができるのがインターバルトレーニングです。

特にボクシングのような比較的時間の短い運動には、低負荷で行う比較的回転数の速い動作を用いた10秒〜5分程度の時間域のインターバルトレーニングが有効であると思います。

 

ボクシングのためのインターバルトレーニングで考慮する要素

  • 時間域:ボクシングという競技は3分間の運動と1分間の休憩を繰り返し行うインターバル運動である。そのため、トレーニングで行うインターバルもこれを軸とするべきである。しかし、ボクシングでは1ラウンド3分間の中で、運動強度の高低があることが一般的である。ですから、この時間軸のみ固執せず、より多様な10秒〜5分程度のインターバルがより有効であると思われる。
  • 動作インターバルトレーニング用いられる運動時間により、適切な動作が選ばれなければならない。時間域が短ければ短いほど回転数の速いバイクエクササイズ、ランニング、縄跳び二重跳び、ロウイングなどが用いられるのが好ましい。そして、時間域が長ければ長いほど比較的回転数の遅い、スクワット、ケトルベルスウィング、バーピー、ボックスジャンプ、シットアップ、ランニングなどが用いられるのが好ましい。

以上のことを考慮して、ボクシングのための心肺機能を向上させるワークアウトの例を以下に書いてみました。ここでは皆さんがすぐにでもできるように器具を使わないことを前提としています。

 

 例1
5分間運動/2分間休憩 X 3〜5セット
15回 スクワット
10回 シットアップ
 5回 プッシュアップ

(5分間、すべての動作を指定回数一定のペースで行う。多少キツイと感じるが、まだ余裕のあるペースを維持する。全力の70%程度。)

 

例2

3分間運動/1分間休憩 X 4〜6セット
5回 バーピー
30回 縄跳び一重跳び

(3分間、すべての動作を指定回数一定のペースで行う。キツイと感じるが、まだ少し余裕があるペースを維持する。全力の80%程度。)

 

例3
1分間運動/1分間休憩 X 5〜7セット
ランニング

(とてもキツイと感じるが、まだほんの少しだけ余裕のあるペースを維持する。全力の90%程度。)

 

例4

20秒間運動/10秒間休憩 x6〜8セット
ランニング

(かなりキツイと感じるが、同じペースを維持する努力をする。全力の95%程度。)

 

これらの例以外にも、運動時間と休憩時間時間域を調節することで、より多様なインターバルトレーニングをすることができます。そして、器具を使えるようでしたらさらに幅広いインターバルトレーニングが可能です。

 

ご質問がある方、プログラミングを学びたい方は直接ご連絡ください。

では!

 

 

 

ボクシングで必要な身体能力ベスト3とそのトレーニング方法!

 

おはようございます!

 

ここで記事を書くことから大分離れてしまっていましたが、また再開していきたいと思います。何か、自分がしていて、無理なく書けることを記事にするのが良いと思い、ここでは当分、私が普段しているトレーニングについて話していきたいと思います。

 

私は現在、東京赤坂のChikara CrossFitというところで一般の方を主な対象として運動の指導、生活習慣の改善、食べ方アドバイスなどをしています。そして、仕事場がトレーニングジムですので自分自身のトレーニングも毎日行っています。

  

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以前は、総合的に身体能力を向上することを主な目的としたファンクショナルフィットネストレーニングをしていましたが、一昨年にボクシングを始めてからは、ボクシングで求められる身体能力を向上することを考えるようになりました。

 

今回は私がボクシングを通じて必要だと感じる身体能力ベスト3を紹介したいと思います。

 

実際に私も普段のトレーニングを通じてこれらをトレーニングし、それがボクシングでのパフォーマンスの向上へとつながっています。

 

まずは、人間がトレーニングを通じて意図的に改善することができる主な10種類の身体能力は以下となります。

  • 心肺持久力:酸素を集め、処理運搬する能力
  • スタミナ:酸素を処理運搬、蓄積しエネルギーとする能力
  • 筋力:筋肉が力を適用する能力
  • 柔軟性:関節の可動域を最大限に用いる能力
  • パワー:筋肉が最大限の力を最小限の時間で適用する能力
  • スピード:動作間の時間を最小限にする能力
  • 連動性:複数の動作を一つの動作としてまとめる能力
  • 俊敏性:異なった動作への移行時間を最小限にする能力
  • バランス:接地面と重心位置との関係を操作する能力
  • 正確性:動作の方向とその強度を操作する能力 

 

この中から、まず私がもっとも必要だとするベスト1は心肺持久力です。

 

ボクシングでは1ラウンド3分、そして試合となるとそれを12ラウンド行うます。ラウンド間での1分間の休憩を合計すると47分間の比較的長いと分類される有酸素運動になります。

 

そして、パンチを激しく打ち合うことも毎ラウンドごと発生するので、一般的な低負荷、スローペースで行われる有酸素運動というよりは、無酸素運動の入り混じった高強度で行われるインターバル運動だと言えます。ですから、この身体的要求に対応できる高い心肺持久力がまず必要になります。

 

そして、まだ始めたばかりの初心者の方にとっては経験者以上にこの能力が必要となります。なぜなら、高い心肺持久力を持っていれば効率・効果的に練習ができるからです。

 

私は単に長時間の練習が、何かを巧くなるために必ず必要とはまったく思っていません。時間ではなく、その効率と効果の方がより重要だと思っています。

 

しかし、特に初心者の方達は心肺持久力が低いため、練習の効率が低くなってしまう場合があります。

 

短時間の縄跳びをすると長い休憩...

ミット打ちを2ラウンドして休憩...

サンドバッグを数秒打っては休憩...

 

っとかなり多くの休憩が必然的に必要となり、実際に練習している時間より、休憩時間の方が長くなってしまう場合があります。

 

ですから、高い心肺機能を持っていれば、それは練習効率の改善に繋がり、それにともなって練習から得られる効果、すなわち成果の質も向上するのです。

 

ちなみに私の一回の練習時間は毎回20〜40分程度です。

 

次に私が必要だとするベスト2筋力です。

 

まず、ここで始めに言っておきたいのが、筋肉を強く、太くしてもそれほどボクシングが巧く、強くなることはないという私の見解です。しかし、なぜ筋力がベスト2にくるかというと、それは怪我の予防となるからです。

 

私がボクシングを始めて、怪我というには軽度なのですが、まず手首、肘、肩に痛みを感じるようになりました。これはボクシングを始めたばかりで、自分の打つパンチの衝撃と角度に関節と筋肉がまだ慣れていなかったことが原因であると考えられます。

 

特に始めたばかりというのはある意味、興奮状態にあります。そして、毎回全力でパンチをサンドバッグやミットに出し続けてしまうことがあります。これが筋肉と関節にとってのオーバーワークとなってしまうのです。

 

初心者に限らず、経験を積んだボクサーの方にも怪我の危険は常に存在します。ボクシングとは対人スポーツです。ですから相手とのスパーリングなども行います。そして、相手はパンチに当たらないように避けたり、身体の角度を変えたり、ガードしたりします。

 

ですから、あなたが放ったその強烈なパンチは空を切るかもしれないし、手首や肘、または肩に過剰な負担をかける角度で当たるかもしれません。もしくは、肘や腕などの頑丈な部分で強固にガードされるかもしれません。

 

このような状況で怪我を予防するためには、そのような負担に耐えうる関節と筋力の強さが必要となるのです。

  

次に私が必要だとするベスト3は俊敏性です。

 

俊敏性とは、相手にパンチを当てるためにとても大切な能力です。しかし、私がこれをベスト3として選んだ理由は、この能力が高ければ相手との安全な距離を常に保つことができるという点からです。

 

相手からの安全な距離さえ維持できていれば、パンチに当たることなどないのです。ですがもちろん、相手もフェイントなどを屈指し、あなたにパンチが当たる距離に何とか入って来ようとします。ですから、前後左右にステップを踏み、素早く移動する俊敏性が必要となるのです。

 

パンチに当たらないようにばかりしてたら、自分のパンチは相手にも当たらないんじゃないの?っと思われるかもしれませんが、相手との距離をあなたの手中に収めることができれば、パンチを当てる主導権はあなたのものなのです。

 

以上が私が考えるボクシングで求められる身体能力のベスト3です。

 

次回からはこれら3つの身体能力を効率的なおかつ効果的に改善・向上していくための具体的な運動を紹介していきます。

 

乞うご期待!

 

では!

 

 

 

 

 

 

 

CrossFit Level3 認定資格取得への道 ⑫ 受験と結果

みなさん、こんばんは!

 

なんと昨日がクロスフィットレベル3の受験日でした!

 

当日は会場である新宿に予約時間の45分程度前に到着しました。

 

会場の係員の方の指示に従い手続きを済ませ、空いていたので予約時間より30分程度早い9時30分からテストを開始することができました。

 

全問題は160問、与えられた時間は4時間です。最初の5分程度は同意書を読み、同意するなどの手続き的な事柄もあったので実質的には3時間55分程度です。

 

私の感想は以下の通りです。

 

  • テストの内容は学習教材に記述してある内容をしっかりと理解して、クロスフィットのクラスを様々なクライアントの方々に指導した経験が十分にあれば特に問題はない。

 

  • テストを受けることに慣れる必要があるかも。以外に最初は緊張もしているので問題の意味と求められている答えを理解するのに少し手間取ってしまいました。分からない問題や答えが確かではない問題をチェックして後で見直すこともできるので積極的にどんどんチェックして後回しにして時間を友好的に使うと良いと思います。

 

  • 時間的には余裕がある。トイレに行くこともできますけど、それもテスト時間に含まれてしまうので前もって行っておきましょう。私は直前にアイスコーヒーを飲んでしまいトイレに2回ほど行く必要がありました。それでも時間的には十分でした。すべての問題を1回終わらすのに2時間30分程度、それからチェックした怪しい問題の見直しに30分、始めから再度見直しするのに1時間。1時間ですべてを見直すことはできませんでしたが70問くらい見直しできました。

 

私の160問の問題の正解確率の自己評価は以下の通りです。

 

  • 完全にまったく答えが分からなかった問題が1問。

 

  • 確かではないが多分正解という問題が10問程度。

 

  • 90%以上は正解という問題が149問程度。

 

テストをすべて見直しできないままでテスト時間が終了してしまい、少し心配していましたが受付のカウンターで結果の記載された用紙を渡されドキドキで裏返すとそこには....

 

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CrossFit L3 result

 

なんと合格です!それほど間違いはないことは知っていたけど見直しが全部できなかったので少し心配していました!

 

この受験を通じて、毎日少しずつ何かを読むという習慣にワクワクを感じました。これからも試験を受けるとかと関係なく、ワクワクが続く限りこの習慣は無理なく維持していけると思います。

 

それでは!

 

 

 

 

 

 

CrossFit Level3 認定資格取得への道 ⑪ 受験日決定 

おはようございます!

 

ついにCossFit Level 3 認定資格の受験日が決定しました。

 

それは6月13日の金曜日です!

 

受験を決めた1っカ月半程度前には、学習教材の量からもう少し長い勉強期間が必要ではないかと予想していたのですが、1日1~3時間勉強時間で1カ月程度ですべての学習教材を読むことができました。

 

「理解をしたか?」っと聞かれると分野によっては完璧に理解していない箇所もあります。

 

とくに筋肉収縮の構造やら化学物質の名称やら、代謝経路に関する細かなエネルギー変換など...

 

まあ、仕組の概要は大まかにr理解できても、経験したことのないこと、見たことのないことを完璧に理解することなどそもそもできないですからね。

 

最近は少し何をもっと勉強したら良いか分からずに暇を持て余しているので...

 

このくらいの時に受験するのが潮時ではないかと思っています。

 

受験予約は以前メールで送られてきたピアソンVUEへのリンクから自分のアカウントへログインして行うことができます。

 

私の仕事場から近いところを探すと、新宿に何件か受験会場があることが分かりました。平日でできる場所もあったのでそこで希望日を選択!決定です!

 

その後、メールで受験日に求められる手続きなどの詳細が送られてくるのですが、そこに気になった点が1つ...

 

受験日に写真付きの身分証明書が2つ必要になるというところです。そして、その身分証明書と受験申込の時に記載した氏名が確実に一致しなければいけないというのです。

 

申込時に使った名前はクロスフィットを通じて行ったのでもちろんローマ字書きです。しかし、私が身分証明書で使おうと考えていたパスポート、これはOKです。しかし、日本の運転免許証に私の名前がローマ字で記載されていないことが判明!

 

カリフォルニアの運転免許があった!っと探したけど以前、財布盗難の時に紛失したことを思い出し、他に名前がローマ字記載の身分証明書を探したけど持っていないことが分かり、少しパニック!

 

急いでピアソンVUEに問い合わせました。

 

その結果、パスポートと私の署名が記載されたクレジットカードでOKとなりました。

 

日本でローマ字記載の身分証明書はパスポート以外はないなんて少し驚き!

 

次回は良いお知らせができるように気軽にテストを受けてきます!

 

では!

CrossFit Level3 認定資格取得への道 ⑩ 勉強過程 

皆さん、おはようございます!

 

最後にブログを書いてから今回の投稿までなんと2週間程度間が空いてしまいました。

 

その理由というのが「テストのための勉強」です。学習教材は以前にもお話しした通り112にも及ぶ過去のクロスフィットジャーナルの記事・動画、それに専門機関による研究結果の報告書などです。

 

インターンネットのディスカッションボードなどでこのテストを受けた人の感想を見てみると...

 

「俺は毎日4時間の勉強を3カ月続けたけどテストに落ちたよ。なんであそこであんなにミスを犯したのか分からないね!」

 

「私にはクロスフィットコーチとしての長年の経験があり、色々な資格も持っているの。なんで私が落ちたのかが分からない!」

 

「難しすぎるので受ける価値を疑うね!」などという超ネガティブな意見さえありました。

 

ですから私も少し本腰を入れなければっと考えていました!

 

このテストを私が予定している6月前半に受けるとなると最低でも1日4つ以上こなしていかないと間に合わない計算でした。

 

ですので平日は通勤中の電車の中で、仕事中も空き時間に、帰りの電車の中で...

 

週末は子どもたちが起きてくる前の朝3時~6時半まで、そして夜も子どもたちが寝静まった後に1時間程度などと時間をどうにか作って勉強してきました。

 

皆さんには申し訳なかったのですがブログは後回しになってしまいました。申し訳ない😭

 

そして先日、すべての記事と動画をこなし終わりました!

 

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CrossFit Level3 Study Plan

 

紫色は「すでに読み再読必要なし」の印です。小さなコメントは再読が必要かなどの自分への注意書きです。

 

現在はテストの日を近日中に予約するまでの2回目の読みに入っています。それが2行目の紫印です。

 

すべての勉強教材をこなし終えての感想は「内容的にはそれほど難しくないが時間がすごくかかった。」です。

 

過去のクロスフィットジャーナル記事は私がコーチングを始めた2010年には、クロスフィットのコーチなら誰もが読み、日ごろのコーチングやビジネス設計に役立ててきたものです。

 

学習教材に含まれている記事の多くは私が過去に読んだことのあるものでした。

 

内容はクロスフィットを実際に経験し、レベル1のために勉強し合格し、レベル2のために勉強・日ごろの指導から学び、合格したコーチなら、言葉ではっきりとは理解していなくても何となくは知っている、または浸し身がある内容だと思います。

 

なので「とてもとっつき易い」っというのが私の感想かな...

 

難しかったのは研究論文的な記事です。

 

言葉と書き方が学術的で回りくどい...私は大学時代にこのような論文を理解するための方法を身に着けました。

 

それはイントロダクションと結論を先に読み、それらの間は流し読みするです。もちろん要点は押さえますが疑問などを持つことを最小限に控えます。すると意外とさらっと読めてしまうものです。中には読み始める度に何度も寝てしまい読み終えるのに数日かかってしまった記事もありました。笑!

 

動画には私がサンフランシスコクロスフィットでクロスフィット始めたときに「ただのよくしゃべる面白いおじさん」と思っていたが実は当時、今もクロスフィット業界では超有名人のモビリティの専門家ケリー・スターレット氏のものも数多く含まれていて...

 

そして、私の体操のコーチであり、私にクロスフィットトレーナーになる機会を与えてくれ、そして過去10年ほど日本でのクロスフィット普及にともに貢献してきたチカラクロスフィットのマイクを紹介してくれ、そして私の特別な友人でもあるカール・パオリ師の自体重動作に関する動画も数多く含まれていてとても懐かしく、感動しました!

 

近日中に正確なテスト日の予約をするので、それまでにある程度の記事や動画を再度読み、観ることができればいいのかな?っ程度に考えていますがテストがすごく難しかったらどうしよう!

 

では!