前回の記事で『太ってしまう』原因は身体の声が聞けなくなってしまっていること..
私たちは、『空腹の起こり』を感じるのは得意だけど、『空腹の終わり』を感じるのがとても苦手だということ..
そして、『空腹が消えた時』に食べるのをやめれば、身体の周りについた『必要のない塊』は自然に消えていくということについて書きました ↓
ダイエットというと食べる『もの』を変えること、または『制限する』と思っていた方は驚いたのではないでしょうか?
かつて『料理の鉄人』というテレビ番組で
『Tell me what you eat, and I will tell you what you are.』
という言葉を聞いたことがあります。
『あなたが何を食べるかを見れば、あなたが何でできているかが分かってしまうよ。』っとでも訳せましょうか。
要するに『食は体を表す』ということです。
しかし、私は『痩せる』ために、その人が『何』を食べるかを知って、その人の『身体の状態』を知ることがそれほど大切であるとは思いません。
なぜなら、『太ってしまう』根本的な原因は、その人が『何をどれくらい食べるから』という物理的なものではなく、
その人が、『自分の身体の声を聞けない状況に陥ってしまった』というより内面的なものからもたらされるからです。
そして、その人がなぜ そのような状況に陥ってしまったかの原因を探る糸くち、それがその人の『食べ方』にあるのです
ガツガツ食べる人
よく噛んで食べる人
噛まずに飲み込む人
水をがぶ飲みしながら食べる人
話しながら食べる人
スマホを見ながら食べる人
本を読みながら食べる人
立って食べる人
熱々にして食べる人
辛いものをかけて食べる人...
私は言います
『Tell me how you eat, and I will tell you how you are.』
『あなたがどのように食べるかを見れば、あなたがどのような心理的な状態が分かる。』
っと。
あなたの心の奥底に潜む、触るとヒリヒリと痛む『それ』..
長きに渡り放置され、多少揺すられるだけでは、微動だにしない瓶の底に溜まった『その沈殿物』..
『それ』があなたに身体の声を聞くことをさせてくれないのです。
聞こえていたとしても聞こえていないフリをさせているのです。
それが『何か』を知り、それが『どのように』あなたにもたらされたのかを知らなければ、本当の意味で健康的に『痩せる』ことなどできないのです。
その第一歩が!食べ方を通じて『それ』を知る第一歩が!
『箸を置く』なのです。
ですから、今日の私があなたに与える課題は『引き続き、箸を起きなさい』です。
一日、一食の最初の三口でも構いません。
箸を一旦置き、口の中のものを飲み込んでから、箸を取り、次の一口を口へと運ぶのです。
それだけです。
『試す』のではありません。『する』のです。