前回の記事、『本当に痩せたいあなたへのメッセージ⓵』で、私たちは身体が『空腹シグナル』が発せられるのを感じるのは得意だが、それが『消える』のをまったくと言って良いほど感じることができないということについて書きました。
今回は、その『空腹シグナルが消える』のをどのようにしたら感じられるようになるかについて書いていきます。
まず、最初になされるべきことは『ゆっくりと食べる』ことです。
食べ物は口から入り、食道を通り、胃の中へと入ります。そして、身体がまだ食べ物を必要としていると『空腹シグナル』は引き続き発せられます。
しかし、このプロセスには少し時間がかかります。ですから、急いで次から次へ「バクバク」と食べてしまうと『空腹シグナルが消えた』と感じる前にそれを飛び越して、ふと気がつくとすでに『満腹』になってしまっているのです。
ですから、『ゆっくりと食べる』ことによって、あなたの身体が『すでに食べた量』に基づき正確なシグナルを発せられるように、そのための時間を与えてあげるのです。
しかし、早食いの習慣がついた『カレーは飲み物!』みたいな人にとって、これはとても大変なことです。
ですから、下にいくつかの対策を紹介します。
- 一口食べるごとに水を少しだけすすり、その水を飲み込んでからもう一口食べる。
- 一口食べるごとにゆっくりと20回以上噛み、飲み込んでからもう一口食べる。
- 一口食べるごとに箸を机に置き、口の中の物を飲み込んでからもう一口食べる。
- 一口食べるごとに目をつむり、口の中の食べ物の味と食感を感じて、飲み込んでからもう一口食べる。
これらの方法に『どれが最も良い』などの順位づけはなく、自分に合った方法を見つけて、それを続けましょう。これらのどれか一つである必要もなく、いくつか組み合す、またはすべてを同時にやっても良いでしょう。
でも最初は、シンプルに『一つの方法に集中し、それがダメなら次を試す』っとやっていくのが良いと思います。
そして、どの方法であろうが最も大切なのは、ある程度食べたら一口食べるごとに、『まだお腹が空いている?』自分に問いかけることです。
もう一度言います。
ある程度食べたら一口食べるごとに、『まだお腹が空いている?』自分に問いかけるのです。
必ずです。
その答えが『YES』であったらもう一口食べる。そして、『NO』であったらそこで食べるのを止めるのです。
簡単そうですが、これをいきなり習慣づけるのは、ほとんどの方にとって不可能と言って良いくらい困難なことです。
ですから次回は、これを『どのように段階的に習慣づけるのか?』っということについて書いていきたいと思います。
ご期待を!
では!